コンテストに出品するため作った作品です。
一次審査で落選したのですが、3か月くらいかかったので、かなり思い入れがあります。
新聞紙で作ったので手が真っ黒になってしまって大変でした。
フレームにもひび割れをつけたり結構こだわって作った思い出作品です。
新聞紙で作ったクモを使ったペーパークイリング作品
タイトルは「愛の糸」。
(ネーミングセンスがちょっと…???と言われました…o(_ _*)o。)
縦44cm×横32cmと私にとって大きい作品になりました。
作ったきっかけは、ペーパークイリングのペーパーが、上から見ると、細い糸のように見えるな~と思ったことです。
糸といえば「クモの糸」、「赤い糸」かな?っと、思い浮かび、ふたつテーマをくっつけ作りました…という作品です!
ペーパークイリングの花を敷き詰めたハート。
二匹のクモが赤い糸でつながっている…という、なんとも奇妙な世界です…。
近くで見ると、オスのクモがハートを持っていて…、
その糸の先は、メスの足につながっています。
オスとメスの違いが分からないと困ると思ったので、メスにはリボンをつけました。
一応、調べてみたところ、クモは、オスよりメスの方が体のおおきさが大きい種類が多いらしく、パッっとみると違いがないのですが、せっかく調べたので、メスの方を大きめに作りました。
意外とリアルな大きさになり、作ってる自分もだんだん、夜中その辺に置いてあったら気持ち悪いな…と。
そして、材料は、家にたくさんあった新聞紙で作りました!
なぜ新聞紙だったかというと…、こだわった訳でも、意味があった訳でもなく、ただ、黒や白のペーパークイリングの紙が足りなかったためです…
お花の花芯は、白い印刷のされていない部分。
クモは、黒い印刷のページ。
ハートの赤は、ランドセルの広告が載った新聞紙を切りました。
もともとは、ただの黒いフレームだったのですが、ひび割れるクラッキングをすると、もとの黒い色が、ひび割れの隙間から見えて、額もクモの巣っぽく見えるかな~と…。
クラッキングは溶剤と絵の具でひび割れを作ります。
写真はクラッキング練習したときのもの。
そんなこんなで、けっこう時間はかかって作った作品です!
*2012.10 掲載作品